【VDMX】とりあえず触れるようにする
目的
年末にVJ出演が決まったので、とりあえずVDMXを操作できるようにする。
筆者はGrandVJは触ったことがあるので、それ程度の操作ができるようにしたい。
※事前に注意書きすると、私はVDMX初心者です。色々間違って説明していることもあると思うので、そこはご了承ください。
操作画面を作る
個人的なVDMXのイメージは自分の見やすいように操作画面をカスタマイズしていくのが最初に浮かびます。じゃあ、操作画面は全部1から作らないといけないのか?
実はソフトに操作画面のテンプレートが入っているので、そこからカスタマイズできます。まずはVDMXを起動し、上部のタブからTemplatesをクリックすると、下の画像が出てきます。
このようにTemplatesタブに各種VJコントローラー向けにテンプレートが入っています。ここから選んで使えそうなものをつかえばいいと思います。
私はKORG社のnanoKONTROL Studioを使いたいので、nanoKONTROL Exampleを選択しました。テンプレートの画面はこちらです。
そして、すこしいじったのがこちらです。
もうこれだけでVJできそうです。
なにをしたかといいますと、テンプレートでは真ん中のMediaBin(映像/画像選択)画面が複数あるのですが、正直いらないないので1つにします。
MediaBinがらみの設定はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
とりあえず、不要なMediaBinは削除します。そして、MediaBinを伸ばします。
これで画面上はとりあえずそれっぽくなりました。
次にPreview画面とMediaBin画面を連携したいので、Workspace Managerで同期設定をします。この設定をすると、各種Preview画面をクリックしてからMediaBin画面で映像や画像を選択すると映像が反映されるようになります。
ちなみにMediaBin画面左上部にあるLayerを変更し、映像や画像を選択しても同じことができます。なので、自分がやりやすい方を選んで貰えばいいと思います。
それからLayer Composition(フェーダー)画面を取り付けたりしたのがこれです。
今回はとりあえず操作画面は完成としました。次はコントローラーとの連携です。
コントローラーで操作できるようにする
前項で操作画面はできたのですが、これではVJコントローラーから操作はできません。
コントローラーと連携させないといけません。
とりあえずやりたいことはGrandVJみたいにコントローラーのフェーダーでLayerをON/OFF操作できるようにしようと思います。
今回はとりあえずControl Surfaceを使わずにコントローラーと連携させます。(Control Surfaceを介して、連携させたほうがいいといろんな記事や情報を見ているとかいてありますが、がっつり設定するのは今後していこうと思います・・・)
まず、コントローラーを連携させる画面を開こうと思います。
WorkspaceタブからHardware Learn Toggleを選択(⌘+Lでも表示できます)すると、次のような画面が表示されます。
画面上の青い部分をクリックし、コントローラーのボタンやフェーダーを操作すると、アサインできます。
青い部分をクリックすると、下記の画面が表示されます。
UI Inspector画面が表示されます。Receiveタブのリストを見ると、MIDIコントローラーのどのボタンが連携されているかがわかります。
とりあえず今回は必要なフェーダーだけ連携させました。
これでコントローラーで操作できるようになりました。
おまけ ライセンス購入
ライセンス購入をする際にカード入力画面にはCredit card numberとしか記載がないのですが、デビットカードでの支払いは可能か気になりました。(私が支払い可能なクレジットカードのブランドを持ってなかっただけです...)
SNS等で探してみましたが、できるか不明でした。
そこで公式サポートにメールを送ったところ、下記のようなメッセージが返ってきました。
雑に翻訳すると、「対応しているブランドであれば、デビットカードで支払い可能です。」となります。
つまり、VISAやMastercard、American Express、Diners Clubのデビットカードであれば、支払いが可能です。